みなさまこんにちは。
STYLE JAPANの水野です。
今日は、日本人の座りすぎ問題について話していきたいと思います。
そもそもですが、みなさんは1日のどのぐらいの時間を座って過ごしていますか?
シドニー大学の研究者たちの研究によると、日本人は世界で最も座りすぎているらしいです。
これは大変なことです。最後には具体的なアクションプランもお伝えします!
さて、今日1日を振り返ってみてください。
なんとなく過ごしている日常生活、結構座っていませんか?もしくはゴロゴロ。
8時間以上座っている方は、黄色信号です。
しかも赤に変わる寸前の黄色です。
このことについて、今日は以下の2つのポイントから考えていきたいと思います。
- 座っている時の筋肉の(主にお尻)活動量
- それがもたらす体への悪影響
早速いきましょう!!
座っている時の筋肉(主に脚)の活動量
結論から言うと。ほぼゼロです。
考えてみると、座っているときに足の筋肉はほとんど使いません。
寝ているときもそうです。
つまり、太ももやふくらはぎといった、俗に言う、第二の心臓と言われる部分が動いてないんです。大変なことじゃないですか?
・・・・心臓止まってます。
図は、早稲田大学の岡浩一朗氏の研究データです。
非常に興味深い結果を示しています。このデータの通り、座位時はほとんど使われないわけです。
つまり、1日8時間座ってる+8時間寝てるだったらどうですか?
1日16時間第二の心臓が止まってます。。。2/3です。
80歳で生きたら53年間止まってます。
想像しただけで、怖いです。
しかも、筋肉を使わないって言うことは、だんだん弱くなっていくことを意味します。それは足もむくみますし、疲れやすくもなりますよね。
体への悪影響
今ままでの話で、いいことはないと十分理解できたかと思います。
治療家の観点でお話しするのであれば、筋力が落ちることで筋肉そもそもの痛み(ハリ)も出やすくなります。
また、筋力低下により姿勢を支えることが困難になり、楽な姿勢を取ろうとします。楽な姿勢とは、解剖学的に理想的な姿勢とは程遠い姿勢です。
例えば、足を組んでみたり、骨盤が後ろに倒れて猫背になっていたり、顔が肩よりも前に出ている状態のことです。ほとんどん方がこれに当てはまること思います。
多くのかたが人事ではない図です。
3秒でできる姿勢セルフチェック
普段通り座る → 腰の骨を触る
以上です。とても簡単ですが、これで腰の骨がボコボコ触れるようであればアウトです。
今すぐ、お尻の後ろ半分にクッション挟んでください。
一番は、立って仕事することです。()
ふざけているように聞こえるかもしれませんが、本当です。
ずっととは言いませんので、眠気が来る昼食後なんかおすすめです!
急激な血糖値の上昇も抑えられるので一石二鳥です。
そうはいかない方は、
座りながら、
- つま先の上げ下げ
- 足首グルグル回し
- 足の裏で床を押す
- 膝を真っ直ぐ伸ばす
を、大至急やってください!ウェアもやる気も入りません。心臓を動かしていきましょう!!
もしくは、バランスボールにするのもおすすめですよ!!
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
世界中に立って仕事するビジネスパーソンが溢れることを期待します。
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